書籍の紹介:モチベーション3.0
まとめ
ここまでいかがでしたか? 私の主観や事例を交えて書いたのと、私の言葉に言い換えて書いている部分があるので、 100%純粋な書籍の紹介ではありませんでしたが、 本書が主にビジネスマンが見ることを前提とした章構成でしたので、 このサイトを訪れる方が見やすいようにある程度私の言葉を入れて解説しました。
本書が最も言いたかったことは、モチベーション、つまり持続するやる気は 自律性・熟達・目的の3点から生み出されるというものです。 これらは、日本の教育、特に教育産業に非常に欠けていると感じています。 教育や教育産業に批判の矛先を向けるのは簡単ですが、 一番大事なのはお子さんの未来です。 そのために何をしなければならないのかは、 保護者の方や教師自身がそれぞれの立場で考えていかなくてはいけない問題であると私は思っています。
大人が変わらなければ、お子さんが変わるわけがありません。 大人が変わらないのに子供に変われと言えば、 「自分は変わらないけどお前は変われ」という指示になり、 当然その指示を受け取った相手である子供も 「自分は変わらないけどお前は変われ」と返してくるでしょう。 変わるべきは、お子さんではなく大人である私たちなのです。
本書は、どのように大人は変わっていくべきなのかについて書かれた良書であると思います。 是非、暇を見つけてご一読頂きたい一冊です。
文責:次郎丸