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書籍の紹介:モチベーション3.0

子供を助ける9つのアイデア(2)

お小遣いと家事の手伝いを結び付けない

家事の手伝いに対してお小遣いをあげると、子供はお小遣いをもらわなければ家事をしなくなります。 これでは、道徳的な責任や家族間の義務は、商業上の取引に変わってしまい、モチベーション2.0の考え方になってしまいます。

家事と報酬を分けることで、家事は家族が相互の責任を基盤として成り立ち、家族はお互いに助ける必要があることを教えることが出来ます。

正しい方法で褒める

正しい方法で褒めれば子供に良いフィードバックを与え激励することになりますが、 間違った方法で褒めれば、内発的動機付けを抑制しかねません。 例えば、家庭教師で「親に褒められるために頑張る」と言っている生徒に会うことが時々ありますが、 これは外発的動機、つまり「親に褒められる」という刺激の為に頑張っているという表れで、 内発的動機、例えば自分の将来の為になどの理由で頑張っているのではありません。

どのように褒めれば良いかについて、本書ではいくつかの例を挙げています。

  • 頭が良いと褒めるのではなく、努力や取り組み方を褒める
  • 具体的に褒める
  • 人前で褒めない
  • きちんとした理由があるときだけ褒める

大局的な見方を与える

これは私が家庭教師や講義をしている時にもよく話をしている内容ですが、 現在勉強している内容が、どうしてこんな勉強をしているのか、将来何の役に立つのか、 将来にどうつながっているかを子供は常に理解をしておく必要があります。

例えば、私が数学の授業で良く話す内容は、「数学で最も重要なのは数字ではない」ということです。 数学で最も重要なのは、論理的思考力です。 この能力を使うことで、他の人が解くことが出来ない難解で正解が無い問題、 例えば、自分は誰と結婚すればよいのか?や どんな仕事をすればよいのか?という疑問に対してより良い答えを導き出すことが出来ます。

これは現在の教育現場では余り話されない内容ですが、私も「学習の基本」だと思っています。 ちなみに、勉強する(study)と学習する(learn)は別の意味で使われています。 勉強とは受動的なもので、学習とは能動的なものです。 ここでは「学習の基本」と言っていますので、生徒自身が自ら勉強するための基本という意味です。

子供を助ける9つのアイデア(3)

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