コミュニケーションの豆知識:
セルフイメージがすべてを決める
セルフイメージには+とーがある
セルフイメージには良いものと悪いものがあります。 簡単に言えば、自己評価が高いか低いかということですね。 自己評価が高いと、何をするにしても「自分は優れた人間なのだから、出来て当たり前である」と思いますし、 逆に自己評価が低いと、「自分は何も出来ない人間なのだから、何をしても仕方が無い」と思うようになります。
人間には、生命を維持するために快適な状態を保つための仕組みが備わっています。 ですから、自己評価が高いと自分をより高みに導きますし、 自己評価が低いと、自分をより低いところに導きます。
例えば、100点とって当たり前だと思っている(お子さん自身が何の疑問も無く思っている)のに80点を取ると、 とても悔しがりますし、その状況は快適ではありません。 ですから、その不快な状況を打破するために一生懸命勉強します。 そうすると、次回100点が取れるわけです。
しかし、0点とって当たり前だと思っているお子さんが80点を取ると、 うれしくはありますが同時に不快に感じます。 いつもの状況ではありませんし、自己評価とかけ離れているので、その状態が気持ち悪くなるのです。 ですから、その不快な状況を打破するために、進んで勉強をしなくなりますし、 試験の時に「次は0点を取るだろう」と思って受けますから、分かる問題も分からなくなります。 そうすると、次回ちゃんと0点が取れるわけです。