書籍の紹介:モチベーション3.0
インストラクション入門
どんな分野であれ仕事であれ、成功するかどうか、 そして生き残れるかどうかさえも、 インストラクションを与える能力、 与えられたインストラクションに従う能力に左右されると本書では主張しています。
私たちの社会はインストラクションで溢れています。 例えば、信号無視をすれば事故にあう可能性は非常に高くなりますし、 レストランで料理を注文するときに思い通りの料理を注文するためには 自分の好みをウェイターに伝える、つまりインストラクションを行う必要があります。
コミュニケーションの中には必ずインストラクションが入っています。 例えば、「ウリ科の食べ物は、あのウリ特有のにおいが嫌いだ」という人に対して ナスやスイカを勧めるのは得策ではありません。 先ほどの一言には「自分はウリ科が苦手だから勧めないで」というインストラクションが含まれているのです。 つまり、インストラクションとはコミュニケーションの一部なのです。
インストラクションを教える学校は無い事はありませんが、メジャーではありません。 (これがOMEビジネススクールを作った理由でもありますが) それぞれが家庭などで教えていく必要があります。