向上心を持つための具体的な方法～安全の欲求～
健康になるために気をつけたい３つの事
健康について気をつけてほしいことは山ほどありますが、 あまり量が多いと覚えられないので、これだけは知っていてほしいことを３つにまとめてみました。
①朝食を同じ時間に食べる
一つ目は朝ごはんに関する事です。 朝ごはんの効用はさまざまなところで言われていますし、 以前にも朝ごはんの重要性を書いたので、 ここでは朝ごはんを食べる時間に焦点を当てたいと思います。
朝ごはんを同じ時間に食べることがなぜ重要かというと、 同じ時間に栄養分が供給されることで、体が安心するんです。 生物の長い歴史から、栄養素が欠乏する状態、つまり飢餓を体は嫌います。 ですから、同じ時間に栄養素が供給されることで、体が「今は安全だ」と感じるわけです。
②体温を高めに保つ
斉藤真嗣著「体温を上げると健康になる」でも書かれている通り、 人間の正常な体温は36.5℃～37.1℃です。 これより下だと低体温となり、体温が1℃下がると免疫力が30%低くなります。 免疫が下がれば病気に掛かりやすくなり、健康からかけ離れた生活になってしまいます。
ここで大事なのは、体温を上げさえすればよいということです。 つまり、外から暖めても良いんです。 ですから、体温が低めの方には、私は腹巻きや湯たんぽを勧めています。 大人の方だと、体にたまった老廃物を出すための処置（エンダモロジーなど）が必要な場合もありますが、 お子さんの場合だと湯たんぽだけでも十分効果があるように思います。
ただ、体温の上げすぎには注意してください。 体温が42℃を超えるとダメージを受けます。
③笑う
笑いの効能は精神衛生の分野でも取りざたされていますが、 笑うと免疫力が上がることが医学的に解明されています。
ふさぎこみがちな人は、「笑う気にはなれない」と言われる方もいますが、大丈夫です。 「笑う気」にならなくても、作り笑いでよいので笑えば良いのです。 楽しい気持ちになるから笑う、のではなく、 笑うから楽しい気持ちになるものです。
