コミュニケーションの豆知識:コーチングとは
コーチングの原則(1):人間は無限の可能性をもっている
親であれば、誰しもが「自分の子供はすごい!」と親バカになるものです。 しかし、子供の成長が私達保護者の思い通りに行かなくなると、つい「自分の子供は出来ない子なのではないか?」と思ってしまいがちです。 最初の期待が大きければ、その落差も大きくなるので、「自分の子供を信じなければ」と思いつつもそういったネガティブな気持ちも大きくなるのは仕方ないのかもしれません。
コーチングでは、「人間は無限の可能性を持っている」という考え方を前提としていて、 子供の可能性を無条件に信じることからコーチングは始まります。 「今出来ない」ことと「将来出来ない」ことは同じではありません。 「今」を評価するのではなく、「将来」を期待すること。 これがコーチングの原則なのです。
先ほどの「自分の子供は出来ない子なのではないか?」という思いは、この視点から見ると子供を「評価」していることが理由だと分かります。 評価は重要ですが、客観的な評価を見せてもやる気にならない子供は多いのです。 まずは私達大人が子供の可能性を信じることで、子供も自分の可能性を信じるようになります。
- 「きっと出来ると思うよ。」
- 「大人になったらどんなすごい人になっているかなぁ。」
- 「○○ちゃんなら頑張ったら何でも出来るようになるよ。」